差別, 暴力

性暴力を促すTシャーツ

今日、授業で男の学生(大学1年生、18歳)はこのTシャーツを着ていた。

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彼はなんとも思っていないらしいが、私にとってこのデザインはかなり問題だと思う。

女性の顔をペンキで消すのは、性格(=人間性)を消すことに等しい。

(ただの絵と思っている読者は、恋愛感情のあるパートナーの顔がこのデザイン様に消されているのを想像してみてください。本当に愛情がある人なら、嫌な気持ちになると思う)

人間性を消した後、残っているセクシーな体をただの肉のように”やる”と言う意味、性暴力を促しているデザイン。

イギリスやアメリカでは、最近Rape Cultureと言う言葉をよく新聞などに出ている。この「レープカルチャー」(「強姦文化」)というのは、性暴力や強姦は一般化されてきている社会の状態を示す。マスコミに女性やセックスに対して暴力的なイメージや言葉が広がり、女性は人間ではなくて、ただ男が使うように存在している”物”と意味する不尊重のイメージ。

例えば、2013に流行ったRobin ThickeのBlurred Lines歌詞の中にこのフレーズが出る:
“You know you want it” (「あなたは、(セックスが)ほしいって分かっているだろう」)

serveimage問題は、彼女はセックスしたいかどうか男性が予想するものではなく、彼女自身が決める事です。「No」の本当の意味は「Yes]と勝手に解釈され女性の「No」は無視されて、許可したくないなのに拒否する言葉がなくなる。許可なしでセックスするのはレイプです。(この曲の歌詞を問題とし再生を禁止したイギリスの大学がある。イギリスやアメリカの大学で、性暴力は数多くあるらしく”rape culture”の歌詞は原因一つと判断されているからである)

もう一つの例では今週話題になっているこのX-Menポスター:

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強い男性がセクシーな女性の首を絞める行動を示し性暴力を一般化する映画の宣伝ポスター。歩道などに普通に表示されているらしい。(ツイッターで強い反対の声が出ている)。

こういうイメージを若い人達は「sex=暴力」のメッセージを受け、自分の恋愛関係にこの態度を表してしまう。現在の高校の性教育で、今までは優しい彼氏との初めてのセックスの時に激しさにびっくりした女性の声が出るらしい。その男性に話を聞くと、「音楽のプロモーションビデオやポルノ映画のセックスしか見たことがないからその真似していた」と反省する。「愛」と「暴力」はまったく反対の行動なのにマスコミ、メディアが発信する「sex=暴力」のイメージが脳裏に焼き付いている。

今日大学生が着ていたこのTシャーツもそのイメージの1つ。女性に暴力的な態度を示し性暴力を促している。自分勝手ではありますが、そのTシャツもう着ないで処分して欲しいです。

サイモン

 

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